京都市西京区の京仏具匠、京仏商谷口。寺院・在家用の仏像、寺院荘厳仏具から仏壇まで製作・修復いたします。

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日々雑録
京都には熱い思いを抱いた職人たちが大勢います。この日記を通して“ものづくりの心”を少しでもお伝えできればいいな、と思っています 専務取締役 鶴島 義允

ブツネタ442「像内納入品推奨員会 会長より一言」

2019年11月03日(日)




先日、現在修復中のお木仏の像内に願文などを納入しました。


仏像の修理をしていて、とても楽しいのが、

その仏像の歴史を垣間見れたとき★


例えば、

下地を除去すると、別の仕上げの層が出てきたり、


めちゃくちゃ丁寧な仕事をしてたんや!ってのがわかったとき、

そして、墨書きの記録が出てきたときなんかは、




アイスの当たりの如く、とてもうれしいもの。



さらに、像内に納入品があったら、



大当たりなわけです。


とはいうものの、

そうそう納入品が入っているわけではありません。


今までで最も印象に残ってるのは、こちらです。

ブツネタ392「衝撃の像内納入品」


これを超えるものはそうそうないように思います。



とにかく、

こういった墨書きや納入品がありますと、

修復する我々はとても嬉しいわけなんですが、

それ以上に、施主様や関係者さんが喜ばれます。

そして、一層仏さんに対しての愛着、関心を持たれるわけです。



ですから、

仏像を新たに制作する場合や修復する場合には、

納入することができますよ、とお話しさせていただくようになりました。



今回修復の仏さんは、身丈1尺1寸に阿弥陀さんでした。

造りから見て、内刳りされているだろう・・と推測での話でしたが

想像以上に丁寧な内刳りがされていました。





願文、施主名、年月日を和紙にきにゅうしてもらい、

丸めて油紙で包み、



さらに金襴で巻いて納入。



きれいに納入できました。

下地、漆の工程が控えていますが、


木地修理後のこの段階でないと、この後は納入できません。



あと、今秋に完成したご新誂の観音像。

こちらにも像内に納入させていただきました。





ご寺院のお木仏の場合、こちらが提案するまでもなく、



先方からその申し出をいただくことも多いです。


こちらとしては、

こういったオプションをスムーズに、そしてご要望に合うように

ご提案させていただく必要があります。


像内納入品推奨員会 会長 鶴島義允(自称)